人材確保等支援助成金 介護福祉機器助成コースとは?
事業主が、雇用管理制度(評価・処遇制度、研修制度、健康づくり制度、メンター制度、短時間正社員制度(保育事業主)のみ)の導入等による雇用管理改善を行い、離職率の低下に取り組んだ場合に助成するものです。
また、介護事業主が介護福祉機器の導入等を通じて、離職率の低下に取り組んだ場合や、介護事業主または保育事業主が労働者の職場への定着の促進に資する賃金制度の整備を通じて、介護労働者や保育労働者の離職率の低下に取り組んだ場合も助成対象となります。
介護の人手不足が問題になったりとしていますが、離職率低下を強化したい事業主様や
労働者の処遇改善を行い職場環境を整えたいとお考えの事業主様は必見です。
労働者の退職などに悩みを解決する、介護事業者様は必見の助成金制度のご案内です。
他にも、どんな助成金や補助金があるのかご興味がある方は、下記のサイトをご利用ください。
介護福祉機器助成コースの受給要件とは?
【機器導入助成】
(1) 導入・運用計画の認定
介護労働者の労働環境向上のための介護福祉機器の導入・運用計画を作成し、管轄の労働局長の認定を受けること。
(2)介護福祉機器の導入等(1)の導入を実施し、導入効果を把握すること。
【目標達成助成】
【機器導入助成】(1)、(2)の実施の結果、導入・運用計画期間の終了から1年経過するまでの期間の離職率を、導入・運用計画を提出する前1年間の離職率よりも、下表に掲げる目標値(※)以上に低下させること(ただし、離職率は30%を上限とします。)。
※低下させる離職率の目標値は対象事業所における雇用保険一般被保険者数に応じて変わります。
対象事業所における 雇用保険一般被保険者の人数区分 |
1 ~ 9人 | 10 ~ 29人 | 30 ~ 99人 | 100~299人 | 300人以上 |
低下させる離職率(目標値) | 15% | 10% | 7% | 5% | 3% |
介護福祉機器助成コースの受給までの道のりは、機器導入助成に記載されている事項を実施ししなければいけません。
労働者の評価や処遇などを見直し、離職という問題を改善することでできるかと思います。
また、健康づくり制度というものがあり、やはり体が資本の介護には必須の制度となると思います。
介護福祉機器助成コースの受給額とは?
介護福祉機器助成コースの助成金は、導入した制度等に応じて、下表の額が支給されます。
助成対象費用 | 支給額 |
介護福祉機器の導入費用(利子を含む) | 【機器導入助成】 左記の合計額の25% (上限150万円)【目標達成助成】 左記の合計額の20% (生産性要件を満たした場合は35%) (上限150万円) |
保守契約費 | |
機器の使用を徹底させるための研修 |
出典:厚生労働省ホームページ|人材確保等支援助成金(雇用管理制度助成コース、介護福祉機器助成コース、介護・保育労働者雇用管理制度助成コース)をもとに作成
介護福祉機器助成コースの受給を検討されている方、また、これから起業をして労働者が一生涯この会社に就職をしてよかったと思える職場環境を作っていくことも大切です。
これから起業を考えている方も現在介護事業を行っている方も、助成金を受給するだけでなく離職を低下させることで必ず会社にプラスになってきます。
助成金を受給するにあたり申請方法がいまいちわからなかったり、一度 専門家に相談をしたいとお考えでしたら、助成金・補助金のアドバイスを行っている専門家がいますので、是非、相談をしてアドバイスを受けることをオススメします。
まとめ
以上が、「人材確保等支援助成金 介護福祉機器助成コース」になります。
介護事業主が離職率の低下を改善するために作られた助成金制度になります。
当助成金は介護向けとなっておりますので、不明点などがある場合には詳しく調べることをオススメします。
ご自分で全て調べて解決する時間が無い方やしっかりと専門家に相談をしたい方は
是非、この機会に補助金・助成金の専門家に相談をしてアドバイスを受けてみては如何でしょうか?
専門家の中には書類の作成や申請を代行して下る先生もいらっしゃいますので、この機会に、専門家に相談をしてアドバイスを受けてみるのもオススメです。
補助金についての相談や申請書類の作成のご相談もでき、他にもどんな補助金・助成金があるのか検索できるサイト
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