ファッション研究はじめます。
これでもファッション業界に長くいるけど、そんなにオシャレではないことを自負しておりますゆえ、もっと研究せねばならないと(笑)
そして、今からでも「あら、おしゃれ!」と言われるようになりたいなと( *´艸`)

因みに良く言われるのは「個性的だね」です。
うん。自分でもそう思う(笑)

 

という事で、1回目は「色使い」について。
私は自他ともに認める「色音痴」です。正確にはでした。かな?
色のバランスなども考えたことなく、片っ端から様々な色を組み合わせていくタイプでした。
これは服に限らず、絵を書くときも。

その為、できあがった絵や自分自身のコーディネートはしっちゃかめっちゃか(笑)
しかも20数年前には「似合う色」とか「パーソナルカラー」なんて概念はなかったですからね。
今はそう言うのが確立されて、分かりやすくなって良い時代です。

そんなことは置いといて…
そこで、私と同じ色音痴の方や毎朝コーディネートで悩むことが多い方へ、アドバイスとまではいかないけど私が心がけてることをお伝えしようかなと…

学校でデザイン画を学ぶようになって教えてもらったことが
「使う色は3色までにする」という事。
これはデザイン画とかロゴとかグラフィック製作をするときだけでなく、インテリアとか、ファッションにも応用できます。

例えば2色使いは、まとまるけどシンプル過ぎてつまらない
4色以上になると、上手く色をチョイスしないとまとまらない。要は色選びが難しいってこと。
3色はその中間でまとまりもあって、センス良く見せやすい。という訳。

例えばこんな感じ…

足元だけだから、アイテム要素が少ないんだけど。
デニムの青
マーチン(靴)の黒
靴下の黄色
一応、マーチンのステッチの色(黄色)と靴下を合わせてるの。
これでトップスが黒だと、丁度3色。
コーディネートにまとまり感が出る。
という事。

夏場はコーディネートアイテムが少ないから、やりやすいと思う。
トップスとボトムスと小物
で、何色を持ってくるか?考えるだけ。

ここで豆知識。
日本人に黒がマッチしやすいのは「髪が黒い」から。(当たり前かw)
だから、どうしても3色でまとめられない時は「黒」を必ず入れて、あと2色をどうするか考えると手っ取り早い。
髪色を明るくしてる方は、黒よりも茶色が良いかもね。

でもね、問題があって、私が持っているバッグは「赤しかないの」だよorz
すでに黒と赤と使ってるから、セオリーとしてはあと1色に抑えた方がまとまりが良いんだけど、つい靴下が派手色になってしまうのよね。
足元で面積が少ないから何とかなるけど、最近は「黒のバッグの方が、バランスは良くなるよね…」と思うのです。
今、愛用している赤いバッグももう6~7年使ってるから、今度は黒を買おうかな…

この記事を書いた人

苫米地香織

日本で一番アパレル販売員を取材しているファッションジャーナリスト
販売員として働きだすが1年で挫折し、アパレル企画会社に転職。独立後は衣装制作、グラフィックデザイナー、ライターとして活動し、現在はファッション業界誌を中心に執筆。これまで取材してきたアパレル販売員は2000人を超える。