リニューアル前にこんな記事を書きました。

この記事で書いた通り、買い足しても捨てているので、今も大体30着前後で落ち着いている状況です。

 

断捨離の1つのプロセスとして「服を捨てる」って必須ですが、何から捨ててけば良いか悩みますよね。
自分も色んなミニマリストさんたちのブログを拝見し、参考にしながら現状まで減らしてきました。

一番悩むのは「何を基準に減らしていけば良い?」という点ですが、ミニマリストさんたちのブログを拝見していると
●1年以上着ていないもの
●似合わないもの
●サイズが合わないもの
…などなど、捨てポイントをリストアップされている方も多く、とても参考になりました。

 

でも!

それでも捨て過ぎて失敗することってあるんですよ。
実は私も捨て過ぎで失敗しました。
そのアイテムはライダーズとスタジャンです。

因みにこの写真で着ているのは買い直したもの…

高校から20代半ばまで着ていたライダースを手放した理由は
●年相応ではない(のかもしれない)
●カビた(お手入れ大事)
というのが大きな理由

今考えると「カビはちゃんと落とせば着ることができたかも…」と新たに買い直しても思うことがあるくらい気に入っていた。
でも、手放してしまったんですよね…
それはもう一つの理由である「年相応ではない(のかもしれない)」ということ。
スタジャンを手放したのも同様で「年相応ではない(のかもしれない)」という理由。

この2着を手放した20代後半、30代後半って、特に次に来る大台を目の前にして「もう少し30代(40代)らしくしないと…」って、つい考えてしまう年頃じゃありません?
で、色々と年相応なファッションを考えて、挑戦してみるも「何か似合わない…」という、ファッション迷子に陥るきっかけとなる呪いの呪文であることが最近分かってきたのです。
TPOっていうのがあるから、何かキチンとしたところに着て行く服(もしくはそういう所でも応用できる服)は少し持っていた方が良いけど、普段着は好きな服を着ればいいんじゃない?と40を過ぎて改めて思いました。

要は「好きなら着れば良い」
でも、好きでも着ない服は結局サイズが合っていなかったり、デザインが古臭いなので、買い直し対象にすると良いでしょう。

簡単ではありますが、私的な捨て順番はこんな感じ。

まずは第一段階
●サイズが合っていないもの
●軽く3年は着ていないと確信が持てるもの
●着倒してくたびれているもの
は好きな服であっても処分します。

第二段階は結構大変で、記憶をたどりながら捨てるのを選ぶことになります。
●アウター、パンツ、ニットなどカテゴリー分けして
 カテゴリー毎にアイテムを選抜する

私の場合はアウターはタイプの違うものを4つ絞りました。
ロング丈2着に、ショート丈2着って感じで。

ボトムス類も、ジーンズ・スカートをバランス考えて選抜しました。
以前はジーンズも10本以上を所持してましたが、骨格診断で避けた方が良いと言われたスキニーや似たようなシルエットのものは1~2本に絞りました。

カットソー、特にTシャツの様にシンプルなアイテムは、似合うシルエットが見つかったら色違いで持っていると便利。
なので、シルエット(サイズ感)があっていないもの(着ると太って見えるものですね)は排除。
枚数が足りない場合は、残したものの色違いとかを買い足す。
何着て良いか分からない日は、そのマイベストTシャツとボトムだけで充分いい感じになれますよ。

という感じて、こういう捨て方もあるよ。という参考になれば…

因みにこの第2段階目の捨て作業をするのに、私は2~3週間くらいかかりました。
捨ては一日にしてならずです。(笑)
時間が掛かるので、例えば1日1カテゴリーずつ捨てていきましょう。

この記事を書いた人

苫米地香織

日本で一番アパレル販売員を取材しているファッションジャーナリスト
販売員として働きだすが1年で挫折し、アパレル企画会社に転職。独立後は衣装制作、グラフィックデザイナー、ライターとして活動し、現在はファッション業界誌を中心に執筆。これまで取材してきたアパレル販売員は2000人を超える。