仕事柄、どんなファッションをしていても特に文句も言われない生活をしております。
が、ごく一般的なお仕事をしている女性は自由な服選びができないという記事を読みました。
まずは冒頭のエピソードに驚愕
地方の信用金庫に総合職として勤めるヒカリさん(20代後半、仮名)は、学生時代にアパレル店舗でアルバイトをしていたという。
「お客さんに1人ひとりついて回るんですけど、OLの方が泣くんですよ。フィッティングルームで2人になるじゃないですか。そこでいろいろ着ていただいて、誉めるんです。そうすると、『会社で服装について上司にけちょんけちょんに言われて辛いから来ました』と言って突然泣き始める」
「上司に女性向けファッション誌の『VERY』を見せられて、『こういう恰好したらいいんだよ』と言われた、とその雑誌を持ってくる。当時大学生のわたしは『えっ? それは頭に来るだろうな』と思いつつ、じゃあ同じコーディネートにしますかと聞くと、『上司にいわれて買ったみたいなのは嫌なので、他のにします』と」
職場での服装は難しい。こうした事例に遭遇したのは、1人や2人ではないという。ヒカリさん自身が働き出してからも、女性が外見について指摘される場面に違和感を覚えた。
えぇ、そんなことあるの?と思いましたが、でもこれが現実なんですよね。
確かにOL層をターゲットにするようなショップへ取材に行くと、制服があっても通勤服に制限がある会社と販売員さんから聞きます。
例えば、ひざが見えたらダメとか(確かに極端なミニ丈はNGでしょうね)
後はジーンズはキレイ目で合ってもNGだったり。
色々あるみたいですね。
photo credit: markus spiske clothing outfit fashion store via photopin (license)
これと共通するのではないかと感じた最近案件がありまして
Twitterで良く流れてくる「透明なミルクティー」の話
知らない方へ
透明ミルクティーは「仕事中にミルクティーを飲むと怒られる層向けに作られた」? うわさの真相をサントリーに聞く
本当の開発目的ではないとのことですが、Twitterには実際に注意されたとかいう話しも流れてくる。
個人的には
仕事中に何飲んだっていいじゃないって思うように
職場に何着たっていいじゃないって思います。
(とは言ってもある程度のTPOは必要よ。丈とか開きとかね)
でもね。柄物を着用しただけで派手認定してしまうのは如何なものかと思うの。
そういうことを言う方って、何を着てて、どんな生活しているんだろう?
更には、こういう現状があるからユニクロであったり、同じような服が売れるのかなとも思うと
複雑ですね。
(ま、それだけが売れる理由だとは思いませんが…)
兎にも角にも、ファッション業界にいると、こういった服装に制限(?)があるのって分からなくなるので、特に販売員さんにはこういう現状、こういう社会があるという事を知っておきましょう。
そして、困っているお客さまを助けてあげましょう。
追記
丁度、今TVでロリータの伝道師・青木美沙子(日本ロリータ協会会長)さんが出てたんだけど
ロリータで街歩いてるだけで、見知らぬ人に注意を受けたことがあると語ってました。
いや本当に何で注意したくなる?