今朝も「焼き鳥チェーン店のコピー問題。次はラーメン店コピー」という感じで
店装、メニュー表比較をしてましたが、2014年はアパレル業界は目立ったコピー問題が
いくつかありましたなぁ~と。
その時にクリップしておいたサイトを、今更ながらちょっとまとめておこうかと思いまして…
まずはコレ↓
有名ブランドのデザインを品良くパクれ!
プチプラ・ブランド『マークス&スペンサー』の華麗なる模倣術
http://youpouch.com/2014/04/16/188039/
まぁ、コレ↑を見れば分かりますが、面白いくらいに同じです(笑)
リンク先に行けば他にも写真がありますので、まぁのぞいてみてくださいな。
っていうかファストファッション系は、もうコピッて当たり前じゃないんですか( ´艸`)
と改めて感じてしまいます。
一方、こちらはとても素敵なまとめサイト
PART NOUVEAU
ファッションの歴史を学んでいるというLilah Ramziさんがまとめているサイトで、絵画や古い映画や写真、一昔前のコレクションフォトと、ごく最近のファッションフォトや雑誌の表紙、広告写真を比較しています。
こう並べられると「やっぱり歴史は繰り返されるのね」と感じます。
歴史的観点だけでなく、デザイン的にも参考になりますね。
劣化コピーはちょっといただけないけど、当時の作品に対し、敬意を感じられる丁寧な模倣は気持ちがいいですね。
あとお勉強のために
忘れられた不競法?~ファッションデザインの「権利保護」をめぐって
http://d.hatena.ne.jp/FJneo1994/20150126/1422757600
デザインに対しての権利というと「意匠権」や「商標権」が一番初めに思い浮かぶのですが、「不正競争防止法」というがあるとは知りませんでした。法律や知財権とか難しいけど、もう少し勉強しないと駄目ですね。
ファッションは伝統的な技法や意匠を売りにしている物もあれば、流行とともに変化するデザインもある。
前者は「意匠権」「商標権」で守れるけど、流行はそう簡単には行かないよなぁ。
こればかりは作り手の意識にもかかっているし、かといってメーカーも売れないモノ作る訳にはいかないですしね。
そこで
雑誌「NYLON」の読者ブロガー石渡 里砂さんのブログ
完全コピー商品は避けよ!
ファストファッションで買い物するときの4つのポイント
http://www.nylon.jp/blog/lisai/?p=3209
彼女が考えた買い物するときの4つのポイントも良い考えなのですが
この正直な気持ちがまた良い。
正直、りさだって本物欲しいさ。買えるものは買う。例えば、KENZOのスエットは正規品で2万くらいで買った。
だけどCelineのバッグ30万弱するぜ?
ルブタンの靴1足10万からだぜ?
そりゃ、手が出ないよ。でも目の前には可愛いバッグや靴がある。手の届く値段で、そこにあるんだ。
買うよね。(笑)
この気持ち、分かる。分かりますよ。
心置きなく色んなファッションを楽しめるのって、結局は10代、20代くらいだと思うんです。
人生の先輩(?)としては、この時期は色んなファッションに挑戦して欲しい。
だから、古着もファストファッションも着れば良いんです!
そうやって、自分の好きなスタイルや似合う服を知って下さい。
でね。30代、40代になると、若かりし頃そのままではやっぱり似合わなくなるから(笑。ソースは自分。身に染みて感じる今日この頃)。
好きなファッション、似合っている服を年相応に見せるには、品質面でブラッシュアップしないと。って。
と言うことでファッション好きなお嬢さん・お坊ちゃんには、20代までの間に安い服で色んなファッションに挑戦して、勉強して、30代、40代になってから、良い物を買う。それで最終的にファッションに貢献していただければ良いかなと。
こう考えると、ゼロベースで物を作るって、本当にすごいコト。
それと「世界は模倣で出来ている」と改めて思ったわ。
ちなみに私はファストファッションが苦手です( ´艸`)。
同じ商品がずら~~~っと並ぶ光景がどうしても好きになれないのです。