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月刊「ファッション販売」15年8月号

【特別企画】今知っておきたいトラッドの歴史&最新動向
◇主要トラッドブランド「今後の展望」

【TOPIC】
地域密着度を高めるお客さまの前でロープレ大会 トレッサ横浜(横浜市港北区)

今月の話題
◇【ファッションジャーナル】
ラグタグが買ってしまった本物そっくりな偽物たち
◇【絶好調スタディ】
アール&コー 表参道ヒルズ店の進撃


国内の主要トラッドブランドにお話を伺ってきました。
どのブランドもこの1~2年が丁度“節目の年”ということ。
スタートした年代は違えどブランドが始まる年というのは、大体がその時、トラッドがトレンドであったと言うことが分かりますね。
でも、この10年くらいは突出するようなトレンドが出てこない傾向になり、中でもトラッドなんかはその意味通り「伝統」としてファッションのベースになっているような印象に感じます。

 

トレッサ横浜のロープレコンテストは以前の取材で館内で決勝戦を開催していることを伺っていたので『是非、観てみたい』と思ってました。
多くのデベロッパーはクローズドな環境で行っていますが、こういうのイイですよね。

 

ニセモノ展もずっと観てみたかったイベントの一つ。
原宿店で開催されていることを知ったのは、最終日だったため店では見られなかったのですが
取材と言う形でニセモノを拝見してきました。
悪質巧妙なものもあれば、「コレはちょっとwwww」となるようなモノまでありまして、コレも是非、見ていただきたい。
ラグタグの「憎むべきニセモノ展」は明日から梅田店でも開催されるそうです。
http://www.ragtag.jp/shop/nisemonoten/

 

R&Co.の橋谷社長のお話が楽し過ぎて、ちゃんとまとまるかな?と心配しましたが(笑)
今の時代性、買い物の仕方の変化、ターゲットが求めるトレンド、鋭く見据えているというのを改めて感じました。
だから、好調なんでしょうね。

この記事を書いた人

苫米地香織

日本で一番アパレル販売員を取材しているファッションジャーナリスト
販売員として働きだすが1年で挫折し、アパレル企画会社に転職。独立後は衣装制作、グラフィックデザイナー、ライターとして活動し、現在はファッション業界誌を中心に執筆。これまで取材してきたアパレル販売員は2000人を超える。