アクシーズファムは『月刊ファッション販売』を通じて、数人のショップスタッフ、店長さんを取材してきた。
初めてブランドを見たときの感想は「イオンにこんなテナントが入っているんだ」という、大変な失礼なものだったがスタッフたちを話をしていると「みんなこのブランドが好きなんだなぁ」と印象が変化していった。

このインタビューは2月に行われたもので、この時はここまで大変なことになるとは思っていなかったが、事態が大事になって改めて思うことはファンを作っていくことの重要性である。
今までもファンがファンを呼ぶブランドはあったし、アクシーズファムもその一つであるのだが、この手法は店がなくとも生き残れる筋道の一つであることだと感じている。

この記事を書いた人

苫米地香織

日本で一番アパレル販売員を取材しているファッションジャーナリスト
販売員として働きだすが1年で挫折し、アパレル企画会社に転職。独立後は衣装制作、グラフィックデザイナー、ライターとして活動し、現在はファッション業界誌を中心に執筆。これまで取材してきたアパレル販売員は2000人を超える。