ノスタルジーと共に忘れられない為に

この前↓のi-Dの記事を読んでいて、世界的に雑誌不況だなと改めて感じておりました。

ファッション誌のこれから

雑誌、買ってます?
私も立ち読みで済ませて今うことが多くなりましたねぇ。
ちょっと読んでみたいな…と思っても吟味してから買う感じです。
10代の頃はあんなに雑誌買ってたのに、今はどうでしょう…(笑)

まぁ、20年前までは何でもかんでも“雑誌”しか情報源がなかったんですよね。時代だw
でも今はネットのお陰で、色んな所からたくさんの情報が得られるようになった。
ファッションに限らず、音楽シーンもね。
今はLIVEやイベントの情報はオフィシャルサイトやSNSで回ってくるけど、当時は月一の雑誌とかBANDからのDMとかでチェックして、手帳に書き込んで…ってアナログな世界だった。
そういえばメンバーから電話かかってきたことがあるわ。LIVE来てください!ってw
セールにしても同じ。1ヶ月前に「どこがセールだ」ってチェックしてたね。
そうそう、CUTiEの読者公募の号とか載りたくて頑張ったなw
良い思い出だなぁ…

それが経った20年で自分にとってちょっと知りたい確認しておきたい情報ならネットでもう十分って感じになったわけだ。
この変化に追いつけない人もたくさん居ると思うんだ。
凄い倍率を乗り越えて雑誌に載ろうとしなくても、SNSにコーディネート写真アップしたら知らない方が「いいね」してくれるんだもの。良い時代になったよ。

でもね。こうやってノスタルジーに浸ってばかりでは居られないんですよ(笑)。
ノスタルジーでお金儲けできるのはごく一部の限られた人たちだけなのです。


photo credit: Z33 House for Contemporary Art MANUFACTUUR 3.0 via photopin (license)

ムックを作って思ったこと

年末に発売したムックでは文章はもちろん書きましたが、その他にブランドやメーカーにリースのお願いしたり、撮影も自分たちでカメラアシスタントをして、その後はリース返却にも行ってきまして、改めてこれを毎月やっている雑誌編集者は凄いなと感心しました。
その反面、こんなに作るのが大変なのにネットの情報と張り合っていたら「いつまで雑誌で消耗しているの?」と言いたくなったわけですよ(笑)。
いっそのこと、カタログの様にコーディネートをたくさん掲載するのはネットに任せて、ネットの内容を深堀りするような内容を誌面に任せるのはどうよと思いました。

因みに私たちが作ったムックは一般的なファッション誌に比べたら、コーディネート数は俄然少ないです。
でも「何でこのコーディネートが良いのか」「このコーディネートのポイントはココ」とか「応用するならこうした方が良いよ」など、丁寧に解説を付けています。文章量は書籍に比べたら少ないけど、ファッション誌よりは多いです。
多分、立ち読みするには時間が掛かる(笑)
でも、1000円だし、1年使えるって書いてあるし、ということでお買い上げしていただいているんじゃないか?と分析しております。
一部では「MERYの代わりになる」というお言葉までいただいてます。
キュレーション雑誌って感じ??

そういえばどこかのサイトで若い女子が「雑誌は重いから買わない」っていうのをみました。確かにね。
雑誌を活用していた時代はゴルチエの大きな手帳を持ってたけど、今はGoogleカレンダーのスマホ同期で良いもん。
スマホで十分!

不況でも売れている雑誌はある

雑誌が売れないと言われてますが、相変わらず宝島社の雑誌は好調だよね。

部数伸ばす「リンネル」、”暮らし系女子”とは?

でも、Sweetだけは「もう飽きてない?」って思うことがあるけど…

あと最近話題をかっさらったと言えばCanCamでしょう。
私も買いました!

この号は付録が良かっただけじゃないんですよ。
付録も良かったけど、この付録のアイテムを使ってインスタ映えする写真の撮り方やら、プロのカメラマン直々の食べ物や服、自撮りの撮り方が特集されていて、それも勉強になったんですよね。

リンネルにしても、CanCamにしても、自分の雑誌の読者層が何に飛びつきそうか分かってるなと思いません?
そして、内容とか運営とか色んな面で“デジタルとの連携”が取れているのもポイントかと思うのです。

さ、いつまでもノスタルジーに浸るのも良いけど、進化に乗り遅れたら思い出と共に消えちゃいますよ。


製作チームとして参加しております。
よろしくお願いします。

何となくBASEやってます。今はスマホケースだけですが今年はバリエーションを増やしていきますよ。
http://funnies.theshop.jp/

また、原稿執筆、デザイン(グラフィック)、サイト(ホームページ)制作、ブランディングなどのご相談はコンタクトからお気軽にどうぞ。

この記事を書いた人

苫米地香織

苫米地香織

服が作れて、グラフィックデザインができて、写真が撮れるファッションビジネスライター
日本で一番アパレル販売員を取材している人