可憐なのにカッコいい。技術に圧倒されたショー

いつもはこの時期にファッションウィークのまとめをしているはずなのですが、今回は1号早くファッション販売6月号に東京ファッションウィークのまとめが掲載されております。

ファッション販売 2017年6月号

という事で、取り上げることはできなかったけど、見て欲しい写真やブランドをアップしようかなと…

圧倒的な華と技術

とにかく驚いたのはAsian Fashion Meets TOKYO Vietnamの枠で登場した「グェン・コン・チー(Nguyen Cong Tri)」でした。
東京で発表するのは今回で2回目。
前回はモノトーンで細かいテクニックは凄いものがあるけど、デザイン的にはまだ「グッ」と感じることは正直なかったのですが、今回は圧倒されました。

ちなみに前回の写真やムービーはコチラ↓で見ることができます。

Asian Fashion Meets TOKYO (Vietnam) アジアンファッションミーツトーキョー(ベトナム)

2つ目のルックでモデルが振り返ると、華が背中一面を飾っているのです。

元々、「グェン・コン・チー」はベトナムの女性の美しさを表現するのを大きなテーマとしているそうで、今シーズンは花売りの女性たちをキーにしたとのこと。

背中の空きか覗く華、グレー一色で表現された植物も良い。
そして凄いテクニック!と思いました。
ベトナムと言えば、お土産などに刺繍の入った小物を買い求める方も多いくらい、刺しゅうが盛んで、技術も上手いと聞きます。その技術が存分に生かされたコレクションだなと感じました。


正面から見るとトレンド感のあるオフショルダーのニットアウター。正面からのでサインだけでも良いなと思うのですが、後ろも凄い。という。


こちらも正面はランジェリードレスとビッグシルエットのアウターで、普通に着てみたい感じ。
とどめを刺すかのように、背中は華やかな刺繍。写真を撮っていても楽しかったです。


この立体感凄くないですか??
華のボディスーツは中々挑戦しずらいけど、アウターなら着てみたいなと思いましたね。

刺しゅうはベトナムの伝統技術の一つ。
日本をはじめとする先進国ではこういった伝統技術を残そうと言っても、様々な側面で今さらな状況になっていますが、そういう先進国の状況を知って、新興国であるベトナムでは技術を残す努力(若い人たち、世界の人たちに興味を持ってもらう事)をしているのかな…と感じるショーでした。

ラストは

可憐なのにカッコいい。

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この記事を書いた人

苫米地香織

苫米地香織

服が作れて、グラフィックデザインができて、写真が撮れるファッションビジネスライター
日本で一番アパレル販売員を取材している人