伝統とエシカルと新しいデザイン

先日、こちら↓を見てまいりました。
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フィリピン デザイン展です。

今回は「ハンドメイト」「エシカル雑貨」がテーマになっており、ファッションからバッグ、アクセサリー、雑貨など、10ブランドが紹介されていました。

HAPPY V ANDRADA
HAPPY V ANDRADA

この繊細な素材と刺繍が可愛いブルゾンはパイナップルの繊維と麻の混紡をミカドシルクと組み合わせたフィリピン特有の素材を使用。
この素材は基本的にフィリピンの民族衣装に使われる素材で、見た感じの通りとても繊細で何度か着用すると擦り切れてしまうそうです。
それをこんなカジュアルな感じに仕立てるのっていいアイデア。
日本の着物と同じですね。
民族衣装なのでそれこそ正装するような場に着用するので、そんなに着ることはないとのことですが、これが擦り切れた後はバッグやアクセサリーなどにリメイクするんですって。
ちなみにこんな感じ↓
Adante LEYESA
Adante LEYESA

刺繍された部分を上手く切り取って、カメオのような感じに仕立ててます。
すんごい素敵!

ユニークなものだとこちら↓

JOANIQUE
JOANIQUE

フィリピン中部のパコロド市で開催されている「マスカラフェスティバル」からインスピレーションされたコレクションだそう。
マスカラは仮面ですね。
で、これは木彫りのハンドバッグですって!

同じ木彫りのハンドバッグを出展してるブランドがあって
↓こちらも私好みなデザインですね。

CALLI
CALLI

こちらのブランドは手前のユニークな感じだけでなく、写真奥にちょっと見えますが大理石やビーズ、羽毛、貝など、様々な素材を組み合わせたハンドバックを作られているそうです。

ここ数年、MBFWTなどにもアジア諸国のブランドが合同でショーを見せていて、正直「こんなデザインができるんだ」と驚いてました。(勉強不足でごめんなさい!)
開発途上国という勝手な私のイメージでは色んな国の工場があり、それらの製品を生産している国々でした。
最近はテレビやネットで都市部はかなり発展しているのは見ていますが、ものづくりにおいても発展してきているのは分かりませんでした。
この展示会の案内をくれたY氏からも沢山お話しを伺いましたが、その中でも「一通り、ものづくりができるようになったから、次はクリエーション(デザイン)を身に付けようとしている」と聞き、のほほんとしてたら追い抜かれるなと感じました。

いやぁ、もっと外を見て勉強しないとなぁ。
たまには海外いきたいなぁ。

というわけで、
フィリピン デザイン展は今月末までやっているようですが、19日(日)まではデザイナーも会場にいらっしゃるそうです。
オリジナル商品が作りたい方のご相談も可能とのこと。

会場は
GOOD DESIGN MARUNOUCHI
東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F

天然素材を使い、伝統的なものを感じさせつつもクリエイティブなデザインに驚きました。

この記事を書いた人

苫米地香織

苫米地香織

服が作れて、グラフィックデザインができて、写真が撮れるファッションビジネスライター
日本で一番アパレル販売員を取材している人