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↑の写真はhttp://www.geocities.jp/ramopcommand/_geo_contents_/070319/009c.htmlより

九州、沖縄の生きる化石「ヤンキー」の皆さんの色とりどりの袴姿は風物詩と
化している感じですが、昨年のTwitterは花魁着物問題が凄かったなと。
で今年はどうなるか、と観察してましたところ、名古屋のギャルサー顧問、はるたむちゃんって娘が
話題をかっさらいましたね。
彼女は最近テレビでも良く見ますね。
今年、成人式を迎えたとは。

翌日の成人パーティではこの着物が…

なんとロングに!
どんだけ裾を上げたんだか気になりますが、まぁめちゃくちゃ派手ではあるけど
伝統的な花魁とは言ないところ…

Wiki「http://ja.wikipedia.org/wiki/花魁」を見てみると
Oiran
実際、着崩すというよりも、美しい柄物の半襟を大きく見せることで
華やかさを演出している感じ。
着物を着崩して肌を露出すれば、なんでも「花魁」ってわけじゃないという事です。

まぁ私自身は見ている分には面白いので、着ることに否定はしません。
新しいコーディネートが出てくることもファッションだと思うし。
ただ、伝統や基本をわかっての「着崩し」は大切だと思うので
ちゃんと着物業界が正しい情報を発信した方が良いのでは?
とも感じてます。

っていうかそもそも、この手の着物って、どこで入手しているのかしら?
ググってみると、通販やレンタルは結構多いようですが…
ドレスやコスプレ衣装の延長で生産されているのかしら?
着物業界のことは全く分からないので、教えていただきたいです。

この記事を書いた人

苫米地香織

日本で一番アパレル販売員を取材しているファッションジャーナリスト
販売員として働きだすが1年で挫折し、アパレル企画会社に転職。独立後は衣装制作、グラフィックデザイナー、ライターとして活動し、現在はファッション業界誌を中心に執筆。これまで取材してきたアパレル販売員は2000人を超える。