便秘の原因は生活習慣
便秘で悩む人の中には、消化器に問題を感じて、消化器科を受診している人も多いですよね。
便秘だ下痢だ、消化不良だ、といって薬をもらいにいこうとする人が多いのですが、これもちょっと考えものですね…
何故かと言うと、便秘で悩む人は何故便秘になってしまうのかを、教えてもらったのでしょうか?
それを知らないと、本当の意味で消化器が正常にはなりませんよね。
ただ薬で無理矢理出していたのでは、かえって腸に負担になっていき、大きな病気になるリスクを高めることになってしまいます。
便秘と自律神経の関係
では何故便秘になるのでしょう?
便秘も、自律神経がうまく機能していない可能性が高いです。
いわゆる自律神経失調症です。
自律神経とは、自分の意志に関係なく、全ての臓器を正しく動かしている神経です。
食べたら勝手に消化して吸収して、排泄してくれるのもその働きの一つです。
自律神経の働きの中には2つの働きがあって、一つは活動の時に働く交感神経で、もう一つがリラックスの時に働く副交感神経です。
消化器官は、そのうちの副交感神経が働いてくれますので、もしリラックスできていない状態が続けば、便秘になるでしょうね。
だって消化器官が働いてくれなくなる訳ですから。
気をつけていますか⁉
また、腸内細菌の善玉菌が少なくても、腸の働きは正常に機能しなくなってしまいます。
発酵食品が有効だといわれるのはそのためです。
食物繊維も溜まっているものを押し出す効果がありますし、善玉菌のえさになるので必要ですね。
さらに運動不足が続いても便秘になる可能性が高まります。
早歩きで歩くことで適度に腸を刺激してくれますので、意識したいところですね。
このように、便秘等生活習慣で、良くなるか悪くなるか、決まってしまうのです。
薬では根本的な改善にはならないのです。
合わない食べ物で、腸がゴミの山
これは日本ではあまり知られていませんが、自然医科学では、体質や気質の違いで、合う食べ物合わない食べ物が違うと言う考えがあります。
もし合わない食べ物を、長年好んで頻繁に食べていたら、腸は汚れてゴミがたまっている状態なので、便秘や下痢の原因になるでしょう。
栄養が吸収しにくいばかりか、そのゴミが栄養素の一部と一緒に血液に吸収されて、全身の細胞にそのゴミが運ばれて細胞に溜まってしまえば、その細胞は機能しなくなります。
人間は細胞でできている
細胞が機能しなくなれば、全身に影響してしまうのです。
肉体の病だけでなく、精神病や原因不明の病と言われるものも含めて、いわゆる全身病、細胞病になる可能性もある訳です。
食べ物の影響で精神病?と思われるでしょうが、実は多いに関係があることが分かっているのです。
細胞に溜まったカスを取り除いてくれる作用の薬草がありますが、それだけでは改善しないケースもあります。
それより大事なことは、自分の体質や気質を知って、何が合わないのかが分かれば避けることが出来ますよね。
日本でもそういうことを広めて知ってもらう活動があるのです。