起業したい!でも、アイデアがない。
そんなあなたにおすすめの5+1選をご紹介します。
1.「ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則」(ジム・コリンズ著)
起業をするのであれば、絶対に読んでおいた方がよい一冊です。
経営コンサルタントである著書ジム・コリンズにより書かれ、ベストセラーとなり、シリーズ化。4冊まで出版されています。
経営書が入れ替わった後も長期にわたって成長し続ける企業の特長を洗い出しています。
「何百社ものデータを分析してわかった正しい経営をまとめた経営書」であり、正しい経営とは何なのかが分かります。
なかでも面白いのが、ソニーにしても、ヒューレット・パッカードにしても、起業時にはとくにはっきりしたアイデアはなかったことが書いてあり、アイデアをもたない強みというものが発見できる一冊です。
2.「アイディアの作り方」(ジェームズ・W・ヤング著)
広告業界で活躍した著書による「アイデアはどうやって生まれてくるのか」など基本的な仕組みから分かりやすく解説しています。
具体的なやり方の内容ではなく、主に、アイデアの作成プロセスはどのような段階があるか、ということについて書かれています。
アイデアを生み出したいけれど全く考える道筋が見つけられない、アイデアを思いつくための方向性を示してくれる一冊です。
3.「佐藤可士和の超整理術」(佐藤 可士和著)
日本を代表するアートディレクターの著書です。
さあ起業をしよう、アイデアを考えようと思うのであれば、まずは整理整頓から始めましょう。
人は視界からの情報に大きく影響されており、身の回りを整理整頓することは思いのほかすっきとした状態で考えをまとめることができ、発想を生み出す助けとなります。
情報の整理、思考の整理について深く追及された本であり、起業において、これほど「整理」のちからが大切なことに気づかされる一冊です。
4.「未来に先回りする思考法」(佐藤 航陽著)
元Google米国本社副社長や元Apple米国本社副社長も推薦。
読んだ人が良著と数多く上げています。
人工知能、仮想通貨、ロボット、宇宙関連事業などを手がけるメタップスという上場企業の経営者による著書です。
テクノロジーの本質や知性の発達プロセスについて書かれていますが、要約すると「未来予測と意思決定のための思考法」について書かれた本です。
未来の具体的なイメージを持つことはとても大切であり、これからどんなことを起業したいかのアイデアにもきっと役立つ一冊です。
5.「考具 考えるための道具、持っていますか?」(加藤 昌治著)
日本の大手広告代理店 博報堂で広報活動を担当している加藤氏による著書です。
「学生からエグゼクティブまで」アイデアが欲しい全ての人へ書かれた本です。
アイデア・企画というものの整理から、考えるための道具「考具」21個を、①情報収集、②アイデア膨らまし、③企画への収束の三段階に分けて紹介しています。
自分が思いつくビジネスモデルは、狭い知識から生まれたものになっていきやすくものです。
そんな凝り固まった発想から解き放ってくれるアイデア発想法を与えてくれる一冊といえます。
番外編.「コミック版 はじめの一歩を踏み出そう 成功する人たちの起業術」(マイケル・E・ガーバー翻案)
世界20か国で翻訳され、100万部を超える隠れたベストセラーである最強の起業バイブルをコミック化したものです。
適切なアドバイスをコミックを通じて楽しく読め、起業を成功する心得をやさしく理解できます。
スモールビジネスの経営者が陥りがちなワナをとても分かりやすく説明してあり、それを避けるための考え方を紹介しています。
「企業のアイデア」という今回の題には沿っていませんが、すでに起業する多くの人にも読まれており、これから起業をする人にぜひ合わせてお勧めしたい一冊です。