宴会が多いこの季節、不調のシグナルを見逃さないように気を付けましょう
送別会や歓迎会の季節到来ですね。
「おなかいっぱい」と言いながらも、目の前の料理やアルコールについついて手が出てしまう、そんな経験は誰にでもありますよね。
今回は食べ過ぎ・飲み過ぎと身体に発生する毒素との関連性についてお伝えいたします。
食べ過ぎ・飲み過ぎは、ご存じの通り胃腸の負担になります。
しかし、消化・分解のためには胃腸以外にも肝臓、膵臓、胆のうなどたくさんの臓器が活動しているのです。
また、それらの臓器は、消化・分解以外にもさまざまな働きを行っています。
とても大切なのは肝臓の機能
なかでも肝臓は内臓の中で一番大きく、アルコールの分解、解毒作用、ビタミンやミネラルの貯蔵、血糖の調整などのほかに100以上の働きがあると言われています。
そのため、食べ過ぎや飲み過ぎで内臓をオーバーワークさせてしまうと、全身の働きに影響が及び、肥満や内臓脂肪の増加だけでなく、基礎代謝が落ちてしまうのです。
さらに、過剰に摂取された栄養分は、体内で十分な燃焼ができず、乳酸をはじめとする燃えカスのような毒素を発生させ、血液を汚してしまいます。
それにより、細胞の老化を早めてしまうのです。
血液を汚さないようにしましょう。
しかも、血液が人体をひと周りするのに要する時間は約35秒。
つまり、食べ過ぎや飲み過ぎは、胃腸や内臓の機能低下だけでなく、短い時間で全身の血液を汚す最大の原因となっているのです。
毎日意識して、健康で過ごすために習慣化していきましょう。
元気な内臓は、毎日のほんのちょっとの心掛けで手に入れることができます。
①よく噛んで食べる。(唾液が分泌され、消化を促進するので、胃への負担が軽減されます)
②食べ過ぎたら腹式呼吸で自律神経をリラックスさせる。(消化器系は興奮状態よりもリラックス状態の時に活発に働きます)
もちろん、『食べ過ぎない、飲み過ぎない』が一番の予防法。
楽しく、美味しく食べるのをモットーに、くれぐれも食べ過ぎ・飲み過ぎにはご用心を!