いつでも親身に人の話を聞くのが信条だけど、
いつの間にか上司も同僚も私にグチが集中してしまう!
八方美人にはなりたくないし…
自分の悩みを聞いてくれる人が必要です。
まずは、心に壁をつくらないこと。
悩みやストレスは、人に話すことでずいぶん解消されます。そして辛抱強く、人の話に耳を傾ける人にグチが集中するのは当然です。
話す方は、必ずしも解決策を教えてほしいのではなく、自分の気持ちを聞いてほしい気持ちが大きいからです。
悩んでいる人を放っておけない、優しいあなたに必要なのは、あなた自身の話を聞いてくれる人。
それには、心に壁を作らないことが大事です。
自分より他人を優先してしまう人は、自分の正直な気持ちを打ち明けるのが少し苦手です。本当に心を開ける親友や家族に今度はあなたのグチを聞いてもらいましょう。
それと、普段グチを聞き慣れているあなたなら、グチが延々と続きそうな雰囲気を察知して、そうなる前に退散する工夫ができるはず。
それくらいのことで、あなたの信用が落ちることはありませんよ。
あなたは愚痴の聞き役ですか?
人生は嬉しい事、楽しい事ばかりではなく、つらくて苦しい事、どうにも対処できない事が起こります。
そんなピンチの時、話を聞いてくれる友人や家族がいたら、とってもありがたいですね。
本心を話せる相手、相談に乗ってくれる相手がいることはとても恵まれていると思います。
そして相手が困っている時には自分も話を聞いてあげる。
話を聞いてあげてその人が楽になったり癒されているならそれはとても素敵なことだと思います
愚痴ぐらい聞いてあげるのが人としての優しさ…。
話を聞いてあげるあなたは心のどこかでそんな風に思っていませんか、対応できない自分を少し後ろめたく思ったりしていませんか?
もしそうだとしたら
いますぐ考えを改めてくださいね。
自分を責めないで!「聞き続けるのがとても辛くて我慢できない」という心の叫びを全面的に受け止めてください。
「聞いてあげる」は良いことですか?
私の体験談から、私自身の2つの失敗体験をお話しします。
聞いてあげた結果
後輩の愚痴をずーっと聴き続けた結果、私自身がその人(愚痴の原因になっている人)のことに悪いイメージを持つようになったことです。
話を聞いているうちに、私も知っているその人のことが、とてもダークな悪い人に思えてきたのです。
今まではそんなこと思ったこともなかったのですが・・・・
もう1つは
私が友人に、働き方改革の提案をして、会社が受け入れてくれなかったことを話し続けた結果
私自身が会社に対して悪い負のイメージを固めてしまったことです。
人に相談したり話すということは・・・
自分自身の中に同意を求めていることが少なくありません。
同意して欲しいという気持ちが心の底にあって話しているのだと思います。
家族や親友なら良いかなという甘えもあって
歯止めなくいっぱいグチってしまったら結果
自分の中に悪いイメージが蓄積されて、払拭するのが大変だったことがあります。
聞いて良い愚痴、聞いてはダメなグチ
頑張りたいけど不安、頑張ったけど出来なくて悲しい辛いといった・・・
自分で何とかしたいけどあと一歩が出ないという時の愚痴。
聞いてあげることで感情の整理のお手伝いができるとしたら、
その人はまた、「よし!一歩前に進める。頑張ろう!」と自分で進んでいってくれます。
愚痴のほこさきが
あの人が、社会が、会社が、世の中が・・・・と人のせいにして、
自分では何もアクションを起こそうとしない人。
前向きな愚痴なら聞いてあげても良いと思っています。
相手が愚痴を話しつつ、
相手からたまにちょっと出るプラスの言葉に、
「いいね、それ」「好きだな、そういうとこ」と相づちを打ってあげたり、ちいさく、こまかく、のがさず反応してあげて
少しでもプラスの方向に向いてくれたら良いですね。
あなたへの質問
自分を犠牲にしていませんか?
自分を数に入れていますか?(自分を後回しにしていませんか?)
あなた自身が受け取っていないと、人に与えることはできませんよ。